ダクト製作について

ダクトの材質について

材質別 説明 板厚
溶融亜鉛メッキ鋼板


電気亜鉛メッキ
鋼板

亜鉛鋼板は、一般的にダクト材として最も多く使用されている材質です。
一定の耐久性を有し、コスト面において安価であり、加工性にも優れております。
通常、亜鉛鋼板には模様(スパングル)があり、通常は花柄模様(レギュラースパングル)を使用しておりますが、お客様のご要望により、模様無し(ゼロスパングル)での使用も可能です。
しかし状況によりコストに変化が生じますので、ご相談下さいませ。
なお、両者とも鉄板の亜鉛付着量に差はなく、耐食性においても変わりはありません。

ボンデ鋼板(電気亜鉛メッキ鋼板)においては、同じく加工性、コスト面に優れており、主に1.2mm~1.6mmの溶接接合による厚物の製作に使用しております。

0.5mm

1.6mm

※1.6mm以上の製作も可能です。

ステンレス鋼板 耐久性、耐食性、耐熱性、耐油性において優れており、外部ダクトをはじめ、薬品、蒸気、医療、厨房系統などに使用されております。コスト面においては高価です。 0.5mm

1.5mm
※1.5mm以上の製作も可能です。
ガルバリウム鋼板 亜鉛鉄板と比較すると3~6倍の耐久性を持ち、ステンレスに劣りますが、
耐食性において大変優れているので、外部ダクト等に広く使用されております。
コスト面においては、ステンレスと比べ安価となっており、
近年、使用が増加している材質です。
0.5mm

1.6mm
※1.6m以上も製作可能です。
塩ビライニング鋼板 亜鉛鉄板両面に塩ビライニングフィルムを積層させた複合材料です。
耐薬品性、耐腐食性に大変優れており、医療・研究施設や、半導体生産施設等で多く使用されています。
加工性は、通常、鉄板の切出しはプラズマ切断機を使用しますが、
塩ビライニング鋼板の場合、燃焼時に有害な塩化水素ガスを発生するために使用が出来ず、手作業による切出しを行うため、加工に通常よりも手間がかかります。
コスト面においても高価となっております。
0.5mm

1.0mm

※その他、さまざまな材質も取り扱っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

ダクトの種類について

角ダクトの各種工法
TFD工法(共板工法) 一般的に最も多く使用されている工法です。
フランジ部分は、本体端部を折り曲げて一体加工とし、四隅にダクト同士を連結させるボルト穴がある「コーナーピース」と呼ばれる金物を取付、完成します。
アングルフランジ工法に比べ、製作効率、施工性、コスト面、いずれにおいても優れております。
しかし、ダクト強度と気密性は劣る為、そちらを重視する場合は、アングル工法・メッツフランジ工法をお勧めいたします。
アングルフランジ工法 アングル材にボルト穴を開けて角型に溶接接合したものをアングルフランジとし、ダクト本体にスポット溶接・リベットカシメを施し、
取付けます。TFD工法に比べ、製作・取付に手間がかかりますが、
ダクト強度・気密性に大変優れております。
コスト面はTFD工法と比べ、高価になります。
メッツフランジ工法 スライド工法とも呼ばれ、「メッツバー」と呼ばれる別体フランジを加工して角型フランジを製作し、スポット溶接にてダクト本体に取付けます。
製作はやや手間がかかりますが、施工性に関しては四隅のボルトと
「ラッツ」と呼ばれるフランジを挟み込む金物で固定するだけなので、
比較的容易です。
強度も非常に強く、気密性も優れていますから、TFD工法とアングルフランジ工法の中間に位置づける、両者のメリット持つ工法と言えます。
コスト面においては、TFD工法とフランジ工法の間に位置します。
デッキリブ工法 ダクト本体を長辺に対し平行に75mmピッチで波形状のリブ加工を施し、平面強度を上げる事により、定められている標準仕様よりも板厚を1番手下げて製作する事が可能になりました。
防振性にも優れており、稼動時の低周波騒音の発生も抑えられます。
そして、従来の強度を保ちながら軽量化できた事により、
低CO2化とコストの削減に繋がっており、コスト面、
環境面にとって優れたダクト工法です

※各フランジ工法において組合せが可能です。

 

 

 

角ダクト
TFD工法
+
デッキリブ工法

を施した角ダクト
デッキリブ工法を採用しているので
通常の板厚よりも一番手下げて製作できます

ハンマーで叩きながら
本体を組み付けをしている様子
歪みに注意しながら傷をつけないように
慎重に作業を行っております

傷つける事なく組付けるには
職人の技が必要になります

アングルフランジ工法
+
デッキリブ工法

を施した角ダクト
上記同様、
デッキリブ工法を採用しているので
通常の板厚よりも一番手下げて製作できます

チャンバーボックス

箱型ダクトです

主に空気の合流部、
分岐部に使用するチャンバー型や,
空調用制気口ボックスに使用します

あらゆる形状、材質、サイズで製作できます

空調用チャンバーボックスを組付けている様子
丸分岐継手を組合せ、
空気を枝分かれさせるボックスです

金網ダクト(網メクラ)

主にダクト末端部に取付をし、
ダクト内部に異物を取込まない役割を果たします

各種サイズ、金網の規格、
材質、形状に対応いたします

 

スパイラル(丸)ダクト について

スパイラルダクトは角ダクトに比べ円形で表面が平滑なため空気抵抗が小さく空気漏洩も角ダクトに比べて優れております。

強度においても非常に高い為、一般ダクトはもちろんの事、圧力抵抗の高い高圧・高速ダクト集塵ダクト等にも最適なダクトです。

コスト面においてもスパイラルダクトは規格があり、量産が可能なので安価です。

また、材質におきましても上記同様、お客様のご要望に合わせて幅広い材質を取り扱っております。

スパイラル直管 ※定尺4m
スパイラルの形状は、
一般的なリブ無しの「フラットタイプ」、
更に強度を高めた
リブ有りの「コルゲートタイプ」があります。
お客様の用途に合わせて
ご提案をさせて頂きます。
径の大きさは
75φ~2000φまで対応しております。
指定寸法によるカットも承ります。
継手
現場へ出荷される継手類

製品の用途、
必要状況に応じて梱包・養生を行い、
自社トラックでの配達、
納品を基本としております

フランジ式φ1000エルボ

慎重、丁寧、確実に各製作工程を終えて、
組上がった状態です。

φ750エルボ
ハゼ組み成形機による
ハゼカシメ作業

曲がり、ねじれに注意して、尚且つ
確実な組付けを行う為、
二人作業で確認しながら行っております。

フランジ式合流Y管 製作工程

機械で丸型に成形したのち、
スポット溶接という接合方法で本体、
分岐側を確実に溶接していきます

これも熟練した職人の技が必要です

フランジ式エルボ組立工程

専用ハンマーを使用してハゼ組みを行います

こちらも曲がり・傷を生じないように
細心の注意を払い、丁寧に組付けております。

支持金物・その他役物
穀物搬送ダクト連結用バンド

固定はボルトねじにて行う為、
台座部はL3x25アングル材を使用しております。

ダクト貫通部用 丸型仕舞板
主に外壁貫通部に使用します。

丸ダクト用吊バンド
各サイズ・材質にて承ります

その他、各種金物類製作しております。
仕様・規格無き金物につきましても
お気軽にご相談下さい